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なかのひと

1/29/2008

地球へ…:ジョミーとフィシス

ジョミーにとってフィシスは、母であり、姉であり、憧れの女性であったのだろうと思っていました。

でも最近、ジョミーは実はもっと具体的な恋心をフィシスに対して抱いていたのではと気付きました。

グランドマザーの元へ赴くジョミーとキースとは、その途中で交わした会話により、最終的には和解したのだと考えます。

ジョミーが「フィシスはきみのお母さんだ…知っていたか?」とキースに問いかけ、キースが「思慕のような」ジョミーの感情を感じ取ります。

ジョミーは心なしか少し照れた様子を見せていました。

私は、ジョミーの思慕のような感情は、当然ジョミー自身の育ての母、「マム」に向けられたものとばかり思っていました。

でもよく考えてみると、ここで話題になっているフィシスに対する思慕の情なのでは?とも受け取れます。

そう言えば、ジョミーはフィシスに対し、「ジョミーでいい…きみにだけはそう呼んでほしい」と意味深長な言葉を口にしていました。

また、ナスカに永住を希望するミュウが出て来たことで長老たちの怒りを買い、ジョミーが精神攻撃を受けて倒れる直前に、フィシスがジョミーの呼びかけを感じています。

トォニィがフィシスを「地球人と通じて逃げ道を教えた」と責めた時にも、ジョミーは「なぜだっていい、彼女を傷つけるのは許さない」と、かばっています。

今にして思えばフィシスに対して特別な感情を抱いていたからかも…

でもフィシスはブルーの「大切な人」であり、「ミュウの女神」ですから、ジョミーはフィシスに自分の想いを知られることにより、フィシスを困らせたり戸惑わせたりしたくなかったのかもしれません。

ジョミーの心の何と繊細で美しいこと…

竹宮恵子さんの世界の繊細さ、儚さ、美しさは、なかなか他の人には表現できないようで、それが映像化するとどうしても大雑把で緊張感のない、暢気な感じになってしまう原因かもしれません。

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1/28/2008

地球へ…:ハーレイ

ハーレイという名前、私は長い間ファーストネームと信じて疑いませんでした。

でもテレビアニメでは「ウィリアム・ハーレイ」という名前で航宙日誌書いてましたね。
航宙日誌って言う言葉も初めて聞きましたけど、それよりハーレイという名前がラストネームだったことに驚きました。

そこで調べてみると、ハーレイという名前はファーストネームにも、ラストネームにも使われるようです。

まあ何千年も未来の話なので、言語も今とは相当違っているであろうことを考えると、どちらでも良いような気もしますが。

ブルーはもちろん、ゼル、エラなどの長老たちとフィシス、リオなど、主立ったミュウにはジョミーのようなミドルネームやラストネームが無いようでした。

私はずっと、これはユニヴァーサルに囚われていた(フィシスは特別待遇だったようですが)ことのあるミュウたちは、マザーコンピューターによって育った家庭の記録も、記憶も消されてしまったからなのだろうと思っていました。

どこの誰だか分からないようファーストネームだけにされてしまい、人権を奪われ実験体として扱われたミュウたちは、想像を絶する苦難を味わったことでしょう。

古いミュウたちの人間に対する深い憎しみは、こういう経緯により生じたのではないでしょうか。
ハーレイも古いミュウであり、ラストネームが無いので、同じ扱いを受けたはずと思っていたのですが…

それにしてもウィリアムって(^_^;)英語圏で一番多い名前じゃないですか。もうちょっと何とかならなかったのかな?

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1/25/2008

地球へ…:E-1077

E-1077では成人検査を優秀な成績で通過した少年少女1000名を教育していました。

14歳の誕生日が成人の日なので、恐らくそれまでに今の高校卒業程度の教育が終わって、E-1077は大学教育に相当するのだと思います。

エリート1000名しかいないので、選りすぐりの学生ばかりなのでしょう。現代の日本では超一流大学と言えども、毎年1万人以上の新入生が入学するのですから…

そう考えるとたったの2年間で教育が終わってしまうのも不思議ではありません。
宇宙きっての超エリートばかりなら、2年で相当な量と質の勉強ができちゃうことでしょう。

でもその超エリートの中でもやはり優劣がついてしまう残酷さ…キースとサムとは、同じ教育を受けながらも、一方は16歳にして地球政府の中枢の一端に付き、他方はパイロットか通信士が関の山と言っていました。

ところでE-1077の教育課程は、恐らく2年間が1クールになっているのだと思います。
そうでなければ、シロエとキースが「抜きつ抜かれつトップ争い」することは出来ませんからね…

テレビアニメでは映画の影響を受けたものか、教育ステーションでの教育は4年間になっていたのですが、地球の役に立つ人間を育成することに特化した教育課程ですから、そんなに長時間必要ないでしょう…

その設定により、シロエとキースとは4歳違いということになってしまい、シロエがキースに匹敵する頭脳の持ち主だったということが良く分からなくなってしまっているのは残念です。

私立シャングリラ学園では、現代日本の教育課程の概念を持ち込んでしまったことで、かえって面白くなっていましたけど。

シロエが高らかに「僕は機械の申し子に勝ったんだ!」と叫ぶのに対し、「君、キースと学年違うじゃん…ってか君、中等部だし…」と冷静に突っ込むジョミー…

もう笑い過ぎて、死ぬかと思いましたよ(^_^;)
井上麻里奈さんの声の可愛らしさと弾けっぷり、やっぱり良いなあ…

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1/24/2008

地球へ…:地球防衛軍

地球へ…では地球政府に軍隊があり、地球を防衛しています。
ミュウと人類との全面戦争が始まる前は、何から地球を防衛していたのでしょうか。

ナスカ攻撃の時には、軍人たちが出撃の準備をしながら、海賊退治と演習しかしたことがないと言っていましたね。

地球以外の星で生まれた知的生命体が攻め込んで来ることに備えていたのかと、初めて読んだ時には思ったものでした。

でもそこは周到なグランドマザー、やはりいずれミュウがシステムを、ひいては自分を破壊しにやって来ると予測し、人間を使って自分自身を守るために、強力な軍隊を編成したのでしょう。

コンピューターが人間を駒にして、ミュウを相手にチェスをしていたようなものですね。
ミュウの圧倒的優勢の前に疲弊しながらも、何の疑問もなく戦いに赴き、花と散った人間たち…

戦争を起こして得をする人たちは安全な所にいて、実際に戦闘を行うのは名もない人たちなのだと言うことを戯画化しているのだと思いました。

それにしても冥王星に地球防衛最終ラインの基地があるというのも、時代を感じさせます。今では冥王星は惑星とみなされていませんものね…

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1/23/2008

地球へ…:ユウイ

トォニィのテレビアニメでのお父さん、ユウイは、マンガ少年別冊第二部の最後に収録されていたSF短編「集まる日」の主人公でした。
子供の頃読んだはずなのに、最近読み返すまですっかり忘れていましたが。

何にせよ、トォニィのパパがジョミーじゃなくて良かった…
くどいようですが、ジョミーは永遠の14歳なんですから子供作ったりしないんです(`^´)

それに、真のリーダーというのは孤独であり、私情に走ったり恋愛に現を抜かしたりしていてはみんなをまとめることも、引っ張ることも出来ないと思うのです。

映画でのジョミーは、カリナに好意を持っているのに正面切って言い出せず、ミュウの子孫を作るという大義名分をダシにカリナを口説いたようにしか見えませんでした。

ソルジャーともあろう者が情けないしセコイじゃないですか全く…

テレビアニメでは、ユウイの名前は確か墓標に「アスカユウイ」と刻んでありましたが、マンガでは「水凪結惟」という名前でした。

集まる日の中で、竹宮恵子さんの超能力者と既存の人類との関係についての考え方が、登場人物の言葉を借りて語られます。

「超能力を恐れる現人類が新人類を排斥しようとしてESP狩りをし、それを逃れた新人類たちは結集し、この種のテーマではたいてい、最後は新旧交代で終わる」と、終笛は言っています。

この頃の超能力を扱った物語は、きっとその手の物が主流だったのでしょう。終笛の台詞の前半部分と、地球へ…のストーリーは同様の展開をしています。

でも単に超能力を持ったものが、旧人類に代わって世界の主権を握るというストーリーではないことが、地球へ…の新しいところだったのですよね。

異なった者同士、いかにして共存していくか?という、普遍的なテーマを持つ作品なので、舞台装置や道具立てが少々古臭いにも関わらず、今読んでも全く古さを感じないのでしょう。

竹宮恵子さんは終笛に「僕が新人類なら人間を支配しようなんて思わないし、できるとも思わない」と、マンガのラストでは「お前たちには超能力を持つにふさわしい精神がない」とも言わせています。

また結惟は、超能力を持つ新人類を称して、「目覚めたるもの」と言っています。

彼らの信念、言動は、そのままジョミーに引き継がれています。

ジョミーは非常に強い力を持ったミュウであり、なおかつその力をどう使うべきか常に考えて生きており、優れたものならではの苦悩も持っていました。

ジョミーはまさに目覚めたるもの、力を持つにふさわしい精神を持ったものでした。
ユウイのことを書こうと思ってタイトルつけたのに、やっぱり最後はジョミーになっちゃいました(T_T)

ほぼ毎日駄文を綴って来ましたが、先日記事が50を超えてしまいました(^_^;)
我ながら良くこんなに書くことあるなあ…

でも毎日たくさんの方が読んで下さるのを励みに、これからも書くつもりですので、どうぞよろしくお願いします\(^o^)/

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1/22/2008

地球へ…:ゼル

ゼルは長老たちの中で、最も年齢が上に見えます。

外見の年齢を、自分の止めたいところで止められるミュウですから、この年齢が好みだったのでしょう。
あるいは、若い頃から髪が少なかったので、年を取るまで成長を止めなかったのかも(^_^;)

ゼルは長老の中では強硬派のようで、ミュウたちがナスカに永住したいと申し出た時に、「若いものたちの甘い夢が長じたものの憎しみをも消してしまった!」と怒っています。

ソルジャー・ブルーやハーレイは、人間に対する恨みではなく、ミュウがどうすれば人間から排除されなくなるのかということの方に関心があったようですが、ゼルは人間に対する恨みが深く、やはり何か忘れられない記憶がゼルの中で何百年もくすぶっていたことを感じさせます。

テレビアニメでは、弟を失ったからそれを恨みに思っているようでしたが、そもそも子供一人につき養父母一組の組み合わせで家族が構成されるSD体制下で、弟なんているのでしょうか?

他にもテレビアニメでは原作になかった数々の矛盾を生み出して収拾がつかず、なかなか大変なことになっていましたよね(^_^;)

ゼルの言動も随分と支離滅裂で、先週「人間の精神などどうなろうと構わん」と言っていたかと思うと、今週は「投降してきた者を殺めるなど…」と急に人道派になっちゃったり…

投降してきた人間までトォニィが殺してしまうのは、原作にはないエピソードで、映画から来ているのですよね。
時間が足りないと言うのにこのエピソードを入れてしまった映画制作者の意図も意味不明ながら、わざわざそれを再現してしまうテレビアニメもどうかと思いました。

しかもジョミーがそれを許すとは…

ジョミーもテレビアニメでは最後まで人間とミュウという狭い枠にとらわれ、私情や私怨で動いています。
「市民たりとも容赦はしない」なんて、ジョミーが言うはずありませんもの(T_T)

ジョミーの厳しさは、常に自分に対して向けられるもので、人間に対する恨みや怒りから戦争を仕掛けるジョミーなんて、考えられません。

ジョミーが地球軍と徹底的に戦ってでも地球を目指すのは、あくまでも人類との共存を目指しているからであり、その過程で市民を殺戮してしまっては、憎しみが更なる憎しみを生み、共存なんて望めないではないですか。

テレビアニメではこのあたりから、私のジョミーに対する共感はどんどん薄れていきました…

ゼルとハーレイ、エラ以外の二人の長老たちには原作では名前さえなく、存在感が薄かったのですが、できればテレビアニメではこの二人に名前をあげて、少しは活躍させてほしかったなぁ。

テレビアニメのスタッフが作ったゼルとしては、やっぱり私立シャングリラ学園のゼル先生が良いですね…

農業実習をサボって温泉につかり、「見よ!トマトが赤く燃えている--!!」と絶叫したゼル先生には、大ウケでした(^_^;)

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1/21/2008

地球へ…:ジョミーとトォニィ

トォニィはジョミーのことを慕いながらも、自分と同じ「超人類」であるジョミーが、人間やミュウのために心を悩ますのが分からないと言い、「少し特別すぎる」とリオに嫌われたりしています。

トォニィはジョミーの意思により「強く生まれて来た」のですから、いわばジョミーの分身でもあったと思います。

そんなトォニィが、人類やミュウよりも進化した自分たち超人類だけで、「自由の天地へ行かないか」とジョミーを誘惑するのは、ジョミーの心の暗部を投影したのがトォニィの欠点だからではないでしょうか。

自分は優れたものであり、自分より劣ったものに奉仕することで一生を終えるのは嫌だと言う割り切った考えは、ジョミーの心の中にも全くない訳ではなく、ミュウの長としての責務を果たすため、常日頃自重している考え方だったのだと思います。

それをあっけらかんと口にしてしまう幼い頃のトォニィは、悪気はないのですが、優れたものが陥りがちな傲慢さに満ちています。

ジョミーはその気になればミュウや人類なんて助けていないで、新たな自由の天地を探しに行っても良かったのですよね。でもそれをしなかったジョミーの生き方が、私を感動させてくれました。

ジョミーには自分自身の存在そのものよりも、この世界の中でどのように生きるのかということの方が重要なのです。

物語の終盤ではトォニィも、人間でもミュウでもないジョミーの、地球を思う懐かしい心のために命を捧げると言っています。

トォニィはこの時点ですでに、人間、ミュウ、超人類などという枠を超えて、ジョミーと同じ、生きる意味を探求する存在になっているのですよね。

ジョミーの中の迷いや矛盾が解消したので、トォニィも成長したのかと考えました。

心理学に、一人の人間の中に存在する複数の人格を分解して見せたものが、物語の登場人物だという考え方があると聞きました。

竹宮恵子さんは大学で教育学を専攻されたそうですから、その辺りを意識して物語を作っているので、地球へ…の登場人物たちがそれぞれに身近に、真実味をもって感じられるのだろうと思います。

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1/20/2008

地球へ…と風と木の詩

地球へ…と風と木の詩とが同時に連載されていたのは、かなり驚きに値することだと思います。

どちらも人間の根源的なものを問う作品でありながら、片や何千年も未来を舞台にしたSF、片や100年以上昔のフランスを舞台にした恋愛ものと、対照的ですからね。

竹宮恵子さんはこの二作を同時進行させるのに、どのように頭を切り替えていたのでしょう。本当に天才としか思えません。

でも実は私は風と木の詩、少し苦手でした。

地球へ…を読んだ流れで必然的に、当時風と木の詩も読んだのですが、粗筋くらいしか覚えてません(^_^;)

ジョミーが人間の可能性と良心とを信じてひたむきに突き進むのに対して、風と木の詩は退廃的、耽美的なストーリーで、しかも登場人物たちが歪んだ愛情で互いを支配するという展開が、私には重すぎました。

主要登場人物の中で支配することが愛情ではないと知っているのは、セルジュだけなんですもん。

そういえばセルジュ、テレビアニメに出ていてびっくりしました。生粋の軍人を演じていた(?)のには、ちょっと違和感を感じましたが…

マツカがやけに女性的で可愛かったのはやっぱり、テレビアニメのスタッフが、マツカにジルベールの印象を重ねていたからなのでしょうね…

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1/18/2008

地球へ…:映画の影響

地球へ…が映画になったことについて竹宮恵子さんは、自分の作品の中で地球へ…が一番有名になったのは映画化されたおかげとおっしゃっていました。

一番有名な作品が「地球へ…」なのは、映画化されたされないに関わらず、私には当然と思えます!だって一番の名作だと思うから(*^_^*)

TVアニメが終わった後に初めて映画版を見て、TVアニメがかなり映画の影響を受けていることを知りました。

先に映像化されているものを参考にするのは当たり前としても、映画の悪いところをなぞったかのような作り方が目立ったのは残念でした。

映画版のどこがまずいと言って、編集が悪いことは致命的だったと思います。

緩急も起伏もなく、だらだらとエピソードが続き、枝葉末節に時間を割いて肝心なところを端折ってしまっているので、限られた時間であの深遠なテーマや壮大なストーリーを再現できなかったのですよ…

例えばナスカでミュウたちが平和ボケして、自分たちの本来の目的を見失ってしまい、ミュウとしての能力も退化してしまうくだりを長々とやっているのは、本当に時間がもったいない!

原作ではミュウの平和ボケぶりには、トォニィの誕生の後1ページと、ジョミーが長老たちの怒りの攻撃をまともに受けて倒れる前の1ページ、合計2ページしか割かれていません。

でもジョミーの想いと裏腹に、多くのミュウたちが本来の目的を忘れてしまった事実とその過程とは、十分に伝わります。

TVアニメで、ナスカのくだりに時間をかけていたのは、映画の影響が大きいのでしょう。そう言えば、あのラテンアメリカ風のナスカのテーマも、高梨康治さんが映画の音楽からヒントを得て作ったのだろうと思います。

原作のある物語を映像化する時にはやはり、作者の意図を無視してはならないと思うので、竹宮恵子さんが比重を置いた部分に力を入れ、余分な描写を詰め込み過ぎない時間配分にすれば、もっとすっきりと面白いものになっただろうにと思うのですが…

竹宮恵子さん自身は、監督の思うように作ってもらって楽しんでもらえればとおっしゃって、一ファンとして純粋にTVアニメを楽しんでおられたようで、さすが大作家は度量が違うなあと感心することしきりです(^_^)

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1/17/2008

地球へ…:ナスカの子

ジョミーはナスカで、SD体制以降初の「本当の人類」を誕生させました。
お母さんの胎内で育った自然出産児、トォニィたちナスカの子です。

地球へ…第一部の中で、教授が「幸運だな君たちは…ユニヴァーサルの教育を知らずESPエリートとしてここで生まれ育ったとは…」と言っているので、それ以前からミュウたちは自分達の子孫を増やしてはいたのでしょう。

SD体制下の人間と同じ、婚姻によらない人工授精と、人工子宮による方法で…
ジョミーが医師の一人と話をしている場面で、研究室に並ぶたくさんの試験管が描かれていましたし。

ナスカの子たち9人は、人間本来の方法で生まれた「本当の人類」であるだけではなく、「優しく弱く闘いを好まぬミュウに代わって闘えるものを求めていた」ジョミーの意思から生まれて来たので、特別な力を持っていたのですよね。

その力ゆえに、ミュウと言う異端者の集団の中にあって更に、異質な者たちであるナスカの子たち…
竹宮恵子さんはナスカの子たちに、随分と過酷な運命を課したものだと思います。

ナスカの子たちは、自分たちに地球へ向かう意味があるのか、地球へ着いたとしても自分たちに生きる場所はあるのかと悩みます。

ジョミーの「運命に対する悔しさを超えていられる」強さは、結局そんなナスカの子たちを、究極の異端者としての運命をも受け入れ、ミュウの悲願である地球へ向かうために全力を尽くすよう導きます、

ジョミーがアタラクシアに、テレパシーで送った「人間たちに恨みはない それぞれに生きそれぞれに歩いてきたのだ ともに地球を愛し憧れ-だからこそ戦う地球への道を!」というメッセージは、何度読んでも感涙ものです。

ジョミーは、排除され、虐げられた怒りや恨みなど個人的な感情を超越した存在、生きる意義を追い求め、人間とミュウの双方に対して(読者に対しても)、人間とは何かという疑問を突きつける存在であり、すでに一個の人間のレベルを超越してしまっているのですよね。

地球へ…のテーマを体現しているのがジョミーなのだと思います。
ジョミーの運命を受け入れ抗わず、その中で精一杯力を尽くす姿を見て、ナスカの子たちは地球へ向かう意義を見出すのですから。

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1/16/2008

地球へ…:キースの心の穴

ナスカに囚われの身となったキース・アニアンは、コンピューター制御による意識のプロテクトにより、眠っている間にも、地球の本当の情報を決してミュウに与えませんでした。

その鉄壁の心に穴を開けたのが、トォニィです。

キースがSD体制始まって以来の本当の人類、トォニィの存在に衝撃を受けたのは、人間をコンピューターの部品のように扱い、不自然な方法で繁殖し、異質なものを排除して種の存続を図るSD体制に、心の奥で疑問を持ちながらも、そのSD体制の申し子としてこの世に生を受けた以上、その運命には逆らえないという、深い矛盾を抱えていたからでしょう。

トォニィの存在によって自分の中の矛盾を意識し、ついジョミーに自分の心への侵入を許してしまったキースは、ジョミーに「心の半分はシステムに反対している」ことを知られ、動揺します。

「不純物は出るさ…良質なものを作ろうとすれば当然だろう…危険な不純物は処分するのが適切だ!」とメンバーズ・エリートとしての建前を口にしながらも、サムやシロエの面影が脳裏を過ぎり、戸惑うキース…

自分のピアスがサムの血で出来ていることをもジョミーに知られ、「ロマンチストだな」と言われてしまい、キースは逆上します。

ジョミーとキースとが結局ここで理解し合えないことが、子供の私には今ひとつ理解できず、残念でなりませんでした。

ジョミーもキースも、常にいかに生きるべきかを自問しながら自分の属する世界に身を捧げる立派なリーダーであり、お互いが少し譲歩し合えば良い理解者になれるのにと思ったのです。

でも大人になってから、ジョミーとキースとが何故理解し合えなかったのかが、分かるようになりました。

個人としての正義と、集団としての正義とが合致しないことが往々にしてあり、そういう時には集団の正義を行動の規範にしてしまうのが人間なのですよね…

そこに生まれるのが対立であり、誤解であり、憎悪であり…

同じようにシステムに疑問を持ちつつも、ジョミーとキースとが互いの死の直前まで分かり合えなかったことは、本当に悲しいことですが、これが私たちの住む世界の現実なのだと、今では思います。

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1/15/2008

地球へ…:キースとスウェナ

キースは教育ステーションE-1077の同級生スウェナに淡い恋心を抱いていたと思います。

エリートである自分たちは普通の人のように恋をしたり家庭を持ったりすることはできないのだと、自らを厳しく律するキースは「スウェナ、きみならわかるはずだ」と言っています。

キースに一目置かれ、そう言わせるスウェナは、やはり成績優秀なエリートだったのでしょう。また、女性らしい可愛らしい容姿でもありました。

スウェナが一般人コースへ転入するため宇宙船に乗ってE-1077を出発するのを見送り、キースは「生涯の伴侶か…何か空しい」とつぶやきます。

単に自分がエリートとして生涯独身を通さなければならないというだけではなく、頭脳明晰にして美しい同級生スウェナに対して、特別な感情を持っていたからでしょう。

でもシロエが命を懸けて自分の信念を貫いたのを目の当たりにしても、「心の底の底で何かがうずいている」のを「押し殺すくらいわけはない」キースには、恋愛感情を押し殺すことも大して難しいことではなかったに違いありません。

それにしてもスウェナが宙港の技師と恋に落ち、月日と共にそれが深まり、悩みながらもついにエリートコースを退学してまで結婚しようと決意する過程を、たったの7コマで描写しているのは、素晴らしいの一言に尽きますね。

映画のように簡潔かつ印象的に、スウェナの恋とキャリアとの狭間での苦悩が描かれています。

スウェナの人となりは詳しく描写されていないのに、きっととても魅力的な女性だったのだろう、だからキースも好意を持っていたのだろうと、自然に納得できます。

間違ってもキースへの恋心がかなわないと知り、手近な男性と結婚しすぐ離婚して、SD体制下ではありえない反体制ジャーナリストになったり…以下長くなりそうなので略(^_^;)

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1/11/2008

地球へ…:ミュウ因子(続)

前回ミュウ因子はコモン(一般人)で10人に一人、軍部で20人に一人と書きましたが、その後原作を読み返してみて、誤りに気付きました。

キースはグランドマザーに、一般人よりも軍人の方が高率と報告していますが、具体的にどの位の割合かは口にしていませんでしたね。

20人に一人は、コモンのESP反応陽性率でした。

10人に一人がミュウ因子を持っていて、その内二人に一人はESP反応陽性となると言うことですね…

そう考えると、ミュウ因子は普通の遺伝子じゃないのかも(^_^;)
そういう遺伝形式、どなたか分かる方があれば、ぜひ教えて下さい。

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1/10/2008

地球へ…:ミュウ因子

ミュウ因子は遺伝子に違いないと、大人になってからは考えていました。

子供の頃はどう考えていたかと言うと…全く思い出せません(^_^;)おそらく理解できない概念は私の脳を素通りして行ったのでしょう。

ミュウが地球へ向かって進攻し、地球側では全人類に対してESPチェックを行うことになりました。

キースがその際グランドマザーに報告した内容によると、コモンは20人に一人、軍部は10人に一人がミュウ因子を持っており、エリートでは更に高頻度と予想されると言うことでした。

これはかなり多いですね(@_@)

ミュウ因子が一つの遺伝子と仮定すると、ミュウの生まれる頻度から考えて劣性遺伝子でしょう。

20人に一人の旧人類がミュウ遺伝子を持っているなら、ランダムに組み合わせれば、メンデルの法則に従うと、ミュウの生まれる確率は1600分の1です!

軍部の人間の配偶子を使うと、これが一気に400分の1に上がってしまいます…

これではあっと言う間に旧人類はいなくなりそうです(^_^;)

多分グランドマザーはミュウ遺伝子を特定し、排除は禁じられているため、配偶子の組み合わせを操作することによってミュウの出現頻度を少なく押さえていたに違いありません。

ミュウのようなマザー以上を求める者が増えてしまうと、自分の危機を招く結果になりますからね…

最終的にはマザー以上を求める者の代表、ジョミーによって破壊されてしまう訳ですが。

グランドマザーはやはり、自分に対抗する者をありとあらゆる手段を尽くして根絶しようとする独裁者の姿そのままです。

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1/07/2008

地球へ…:万年中間管理職

キース・アニアンが、ナスカ近辺での連続事故調査をグランドマザーから任命され、地球防衛本部へ赴いた時に迎えたのは、冴えない万年中間管理職でした。

地球防衛本部でのキースと万年中間管理職のおじさんとのやり取りが、面白すぎます。

「"冷徹無比な破壊兵器"と異名を取っているそうだな」、「研修生時代には"コンピューターの申し子"と言われたとか?」と挑発し、見下して何とか優位に立とうと画策する万年中間管理職のおじさん…

こういう人いるいる!と、とてもリアルに感じてしまいます。

それに対してキースは顔色も変えず、「またか 万年中間管理職のくだらない皮肉…」、「へたな政治家ほど人の噂に耳ざとい-空しいものだな」と、落ち着き払って考えています。

その後「かなわぬと知ると手のひらを返したようにおせじだ」と、そっぽを向いて小さくため息をつくキース…

でもこのおじさんもエリートの端くれ、キースにかなわないこと位は理解できるようです。世の中には、それにさえ気付かない人が大勢いますからね(^_^;)

若きスーパーエリート、キースに対して、劣等感、嫉妬心と同時に、対抗意識を燃やしてしまう万年中間管理職の姿は、そっくりそのまま竹宮恵子さんの実体験から生み出されているのではと思いました。

竹宮恵子さんも高校生の時から漫画が雑誌に掲載され、新進気鋭の漫画家としてその才能を認められ、話題になり、注目されていたに違いありません。

それを面白くないと思う先輩の漫画家もたくさんいたはず…

竹宮恵子さんは恐らく何度も、キースのような経験をしているのではないでしょうか。
地球防衛本部でのこのやり取りが妙にリアルなのは、そのせいだろうと思います。

キースに、別に望んだ訳ではないのに他者より優れた人間に生まれ付いてしまった者の悲哀を感じるのは、竹宮恵子さん自身がそうだったからなのでしょう。

それにしてもこの万年中間管理職、絶対実在のモデルいるよね…と、読みながらいつも思ってしまう私です。

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1/06/2008

地球へ…:フィシス

地球へ…マンガ少年別冊版に収録されている「地球へ…創作ノート」を読むと、竹宮恵子さんが地球へ…を描き始めたきっかけ、登場人物の名前の由来などが分かり、興味深いです。

地球へ…創作ノートの中に「フィシス(ギリシャ)自然」と書いてありました。

ギリシャ語の「フィシス」は、英語に訳すと"nature"となるようです。

ギリシャの詩人ホメロスは、その叙事詩「オデュッセイア」の中で、それぞれの植物に本来そなわっている本質的な性質、転じて「生物をはじめ世界の全てが、外界からの影響と無関係に発展しようとする自然な性質」という意味でフィシスという言葉を使ったそうです。

ジョミーと初めて顔を合わせた時フィシスは、「原始=自然です。それなくして生物はあり得ません」と言っています。

竹宮恵子さんは、人間は本質的に良い方向へ向かう可能性を秘めているものと信じ、人間に対する希望を失っていない人なのだと思います。

フィシスの名前は、偏った価値観や先入観に支配された人間たちにも、自分たちの本質に気付き、人間本来の良い方向に向かう力があるはずという竹宮恵子さんの考えを表しているのでしょう。

また、手を当てるだけで生物、無生物に関わらず、そのものの本質を感じ取るフィシスの能力は、名前と深い関係があったのですね。

地球へ…のラストで地殻変動と大噴火の中、その手を通してたくさんの人たちに心の平安を与えるフィシス…

SD体制という箍を外された人類は、フィシスによって、本来自分たちが進むべき方向を悟り、種が発芽し大木になるように、今後は時間をかけてより良い方向を模索して行くのだろうと思わせるラストでした。

でもTVアニメでのフィシスの存在意義は…まあこれ以上は語るまい(^_^;)

私立シャングリラ学園の、昼メロ好きで妄想癖が過剰なフィシスはなかなか良かったですけど。

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1/04/2008

地球へ…:ジョミーはなぜグランパ?

地球のコンピューターシステムの中枢、グランドマザーは、本来の意味は「おばあさん」ですが、作中では「大いなる母」、「威厳のある母」、「マザーコンピューターシステムの中心的存在」という意味で名付けられたのでしょう。

ジョミーがトォニィに「グランパ」と呼ばれていたのは、このグランドマザーと対等にわたり合える存在であることを示唆しているのだと思います。

旧人類のシステムの要、グランドマザーと対を成す、ミュウの要、人間らしさの象徴がジョミーであるということですね。

トォニィは子供の頃、自分の両親の生みの親がジョミーだと教えられ、ジョミーを「グランパ」と呼んだ訳ですが、そこには竹宮恵子さんのこのような意図が込められていたのでしょう。

地球へ…の第一部では、テラズナンバー5の作り出す強力なテレパシーに対抗できるほどのエネルギーを持ったテレパシーを送る能力を持つのは、ソルジャー・ブルー以外にないとされていました。

その上位に位置するグランドマザーは、更に強力な力を持っていたに違いありません。ソルジャー・ブルーは、自分にはグランドマザーに匹敵するほどの力はないと判断し、長い長い間、自分を凌ぐ力を持つ後継者を探し続け、待ち続けたのでしょう。

対話するにせよ対決するにせよ、グランドマザーとの力の差が大きすぎると、歯牙にもかけられないでしょうからね。

そして現れたジョミーに、ミュウと人類との未来は託されました。

竹宮恵子さんは、グランドマザーの対極に位置し、人間の尊厳をかけてグランドマザーと対決するジョミーに「グランパ」という呼び名を与えたのだと考えています。

それにしても私立シャングリラ学園のトォニィは可笑しかった(^_^)

グランパは英語で「偉い人」っていう意味だと勘違いしていてキースに指摘され逆切れ(^_^;)
本編同様の圧倒的破壊力で暴走しまくっていました。

TVアニメの地球へ…は、どうしてこんなにもパロディの方が面白いのでしょうか…

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1/03/2008

地球へ…:ミュウの超能力

地球へ…がTVアニメになってから、ミュウが超能力者であることをうらやましいと考える人が多いと知って驚きました。

人より優れた点があるということは、かえって不幸なことなのですよ…

例えば旧人類はミュウを、自分たちより進化した、より優れた存在と判断したため、恐れ弾圧したのであって、旧人類にはないその能力こそがミュウたちの不幸そのものなのですから…

それを単純に超能力があってうらやましいと思うのは、想像力に欠けるのではないでしょうか?人にない能力を持っていると言うことは、それだけで一つ十字架を背負っているようなものなのに…

地球へ…に限らず、人間の作り出す物語の登場人物は、ほとんどの場合作者の分身だと思うのですが、竹宮恵子さんの分身であるソルジャー・ブルー、ジョミー、シロエ、キース、その他の登場人物たちは、みんな他の人の持たない能力を持ち、他の人の気付かないことに気付いてしまい、他の人の思いもよらないような深い苦悩を抱えて生きています。

その姿はそのまま、人より優れているが故にかえって人より生きることが困難だった竹宮恵子さんの姿を反映しているのだと思います。

キース・アニアンはナスカを殲滅する時に「人間には人間以上は要らない」と言っています。キース自身が実は人間以上だったのですが、キースはSD体制を守るためにシステム自身によって作り出された存在だったので特殊な例外として、「世界の秩序」を守るためには、優れたものは往々にして邪魔者になるのですよね。

ジョミーが言ったように「マザーにあやされ育てられた意思のない、目も耳も口もふさがれながらそれを知らない」人間ばかりなら、支配しやすいのですから…

人より優れた能力を持っている存在がうらやましいと思っても、それと表裏一体の苦悩を想像すると、自分はそうでなくて良かったと思えるはずです。

あっという間に2008年となりました。今年もどうぞよろしくお願い致します\(^o^)/
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1/01/2008

地球へ…:竹宮恵子さんの理想

地球へ…のTVアニメを監督したヤマサキオサムさんは、やっぱりソルジャー・ブルーの大ファンだったのですね…

きっとそうに違いないとは思っていましたが、Premium Fan Disc6を聞いて、ソルジャー・ブルーというキャラクターに対するあまりのこだわりに驚きました。

でも、映画のディレクターズカット版が大抵、監督の思い入れだけで、あのシーンもこのシーンもと詰め込みすぎて冗長でつまらないのと同じように、強すぎる個人的思い入れは、物語をつまらなくするだけなのですよね(/_;)

監督がソルジャー・ブルーの熱狂的ファンだったことは、この作品をTVアニメとして現代に蘇えらせたと同時に、単なるキャラクターのための物語にしてしまい、全体を台無しにしてしまったという功罪両方の結果をもたらしましたね…

Premium Fan Disc6の中で、竹宮恵子さんからソルジャー・ブルーへ宛てたメッセージが、杉田智和さんによって読まれました。非常に深遠で感動的なメッセージだったので、つい書きたくなってしまいました。

竹宮恵子さんにとってブルーは憧れの具象化だったのだそうです。

竹宮恵子さんは、実は自分は現実的な人間なので、あまりにも強い憧れは人には見せない、だからブルーは物語からすぐ姿を消してしまったのかもと、書いておられました。

でもその憧れとは、勝手に理想化した男性に憧れる少女のような単純なものではなく、やはり自らがどう生きていくか、その指標となるような存在だったのですね。

非の打ち所なく滅私の心を持ち、ジョミーと言う個性を選び信頼し、全てを託したソルジャー・ブルー。

竹宮恵子さんの「選んだなら信じる、行き着けなくても行く、全てを懸けたら後悔しない、手を尽くしてその身を投じる…そうすればいつか必ず山は崩れ水は流れ出す、それがこの世界の真実」という言葉に、打ちのめされました。

私も幼い頃そのメッセージを受け取り、一度きりの人生、後悔のないように、例え目指す所にたどり着けなくとも、全力で生きるのだと誓ったものでしたよ(T_T)

ソルジャー・ブルーの「地球へ行くのだ…」という言葉が、これからも私に囁きかけるでしょう。

こんな素晴らしい漫画を描いてくれて、竹宮恵子さん本当にありがとう(;O;)

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