


地球へ…


Archive for the '井上麻里奈' Category
E-1077
Author: admin01 25th, 2008

E-1077では成人検査を優秀な成績で通過した少年少女1000名を教育していました。
14歳の誕生日が成人の日なので、恐らくそれまでに今の高校卒業程度の教育が終わって、E-1077は大学教育に相当するのだと思います。
エリート1000名しかいないので、選りすぐりの学生ばかりなのでしょう。現代の日本では超一流大学と言えども、毎年1万人以上の新入生が入学するのですから…
そう考えるとたったの2年間で教育が終わってしまうのも不思議ではありません。
宇宙きっての超エリートばかりなら、2年で相当な量と質の勉強ができちゃうことでしょう。
でもその超エリートの中でもやはり優劣がついてしまう残酷さ…キースとサムとは、同じ教育を受けながらも、一方は16歳にして地球政府の中枢の一端に付き、他方はパイロットか通信士が関の山と言っていました。
ところでE-1077の教育課程は、恐らく2年間が1クールになっているのだと思います。
そうでなければ、シロエとキースが「抜きつ抜かれつトップ争い」することは出来ませんからね…
テレビアニメでは映画の影響を受けたものか、教育ステーションでの教育は4年間になっていたのですが、地球の役に立つ人間を育成することに特化した教育課程ですから、そんなに長時間必要ないでしょう…
その設定により、シロエとキースとは4歳違いということになってしまい、シロエがキースに匹敵する頭脳の持ち主だったということが良く分からなくなってしまっているのは残念です。
私立シャングリラ学園では、現代日本の教育課程の概念を持ち込んでしまったことで、かえって面白くなっていましたけど。
シロエが高らかに「僕は機械の申し子に勝ったんだ!」と叫ぶのに対し、「君、キースと学年違うじゃん…ってか君、中等部だし…」と冷静に突っ込むジョミー…
もう笑い過ぎて、死ぬかと思いましたよ(^_^;)
井上麻里奈さんの声の可愛らしさと弾けっぷり、やっぱり良いなあ…


マツカ役の高城元気さん
Author: admin12 9th, 2007

地球へ…のTVアニメのキャストは、ジョミー役の斎賀みつきさんも、シロエ役の井上麻里奈さんも、容姿端麗な女性なのに声は少年としか思えなかったので、マツカの声を聞いた時には、高城元気さんを女性と信じて疑いませんでした。
元気なんて、女性としては変わった名前だなあと思っていました。
まさか男性だったとは(@_@)本当に驚きました。しかも10代の少年かと思いきや、20代後半の男性だなんて…
地球へ…の打ち上げの時に店員さんに女性と間違えられる程、容姿も可愛らしいと知り、そんな男性もいるのかと思ったものです。
高城さんの声も大変はまり役で、マツカの健気で儚げな感じを良く表現なさっていたと思います。あまりに可愛い声なので、キースとマツカの関係が、原作にはなかったような擬似恋愛関係のように感じられたのではないでしょうか。
高城さんは原作が完結した後に生まれ、原作も読んだことがなく、周りの人達の方が地球へ…を良く知っていたので、マツカを演じることがプレッシャーだったとおっしゃっていましたね。
マツカ役に決まった時には本人よりもお母さんの方が大喜びだったとか。
Premium Fan Discを聴いて思うのは、他の声優さんに関してもそうですが、高城さんも年齢より随分と大人だなあと言う事です。
地球へ…に関して、またマツカとキースの関係に関して考察し、マツカを演じるに当たって何を考えていたかを話す高城さんには、同年代の日本の俳優さんにはなかなか見られないような深い人間性と知性を感じました。

キース役の子安武人さん
Author: admin12 7th, 2007

子安武人さんは40歳だそうですが、TVアニメでキースが登場した回の声は、ちゃんと14歳に聴こえるから不思議ですね。後半に来るとちゃんと年相応に渋く、人生の疲れもにじませていましたし。
声優さんってすごいと思います。顔を出さないから、幅広く色々な役をこなせるのでしょうね。
Premium Fan Discの中で井上麻里奈さんがキースのことを「そういう純真無垢なキャラが人気出るからむかつくんですよー」と言ったのに対して、「そういうこと気にし過ぎだよ。俺なんか20年以上悪役ばっかだから全然気になんないもん」と答えてました。
確かにあのクールな声なら、キザで二枚目な悪役が似合うかも。
地球へ…には絶対的な正義とか悪とかいう概念は存在しないのですが、何故かキースを悪役と考えている人もいるようですね(^_^;)
そういう位置付けじゃないと思うんですけど…
ミュウの視点に立てば、ミュウを弾圧する地球側のエリートであるキースは悪役なのでしょうが、キースにはキースの立場があり、逆らえぬ運命があり、苦悩の中で彼なりに最善を尽くしてるんですから、色々大変なんですよぉ。
子安さんにとってはキースはずっとやってみたかった役で、大切な役だったとおっしゃってましたが、Premium Fan Discでの壊れっぷりは余りにも豪快でしたね。
ひょっとしたら私立シャングリラ学園のキースの方が、子安さんの素なのかもと思いました。相当壊れてましたが、面白かったです。
女風呂を覗く方法を探せと命令されて、何故か関西弁みたいになっちゃうマザー2号…爆笑しました。

シロエ役の井上麻里奈さん
Author: admin11 24th, 2007

セキ・レイ・シロエに対する思い入れを語った流れで、TVアニメでシロエ役をなさった井上麻里奈さんについて少々。
私はTVアニメは子供の頃以来全く見ていなかったので、声優さんのことも全然知りませんでした。地球へ…に出ていた声優さんの中で、名前を知っていたのは浪川大輔さんだけです。
浪川大輔さんは、スターウォーズのアナキン・スカイウォーカー役、ロード・オブ・ザ・リングのフロド役をなさっていたので、名前は知っていました。
でもエンドタイトルを見てリオの声が浪川さんだと知り、声優さんって役に合わせて全然違う声が出せるんだなあと感心しました。
リオの声は、アナキンともフロドとも全く違う人の声に聞こえましたから…
それとキャプテン・ハーレイ役の小杉十郎太さんは、どこかで聞いた声のような気がすると思っていたのですが、グレイズ・アナトミーの心臓血管外科医、プレストン・バークの声の人だったのですね!
小杉さんは、バークの時とハーレイの時とで、ほとんど同じ声だったように思います。なかなか渋くて良い声ですね。
地球へ…のTVアニメで、それぞれの声優さんがみんな役にぴったりの声で、なかなか素晴らしい配役だったと思うのですが、中でもシロエ役の井上麻里奈さんは、出色でした。
シロエが出演した第7話から9話を見た私は、シロエの声が少年の幼さと瑞々しさを残しつつ、聡明で、繊細で、なおかつ怒りと苛立ちを含み、一方でとてもセクシーに感じて、一体この井上麻里奈さんってどういう人だろう?と、ネットで検索してしまいました。
そしてまだ大学を卒業したばかりの22歳の女性と知って、びっくり(@_@)
しかも、何と美しく可憐な容姿…
Premium Fan Disc 3の中では、女の子らしからぬさばさばした面も見せてくれ、またシロエに対する愛着も披露してくれて、嬉しかったです。
私、同性ながら井上麻里奈さんに恋してしまいました(*^_^*)時々麻里奈さんのブログを見に行っちゃう位です…
シロエに井上麻里奈さん以上の適役はあり得なかったと思っています。井上麻里奈さんと言う素晴らしい声の持ち主によってシロエに新しい生命を吹き込んでくれた事に関しては、TVアニメを作った人たちに感謝で一杯です。
でもね、シロエは体制に反抗してはいても、秩序や調和を乱すような子じゃないんです!
人を出し抜いて自分だけ抜け駆けしようとか、そんなセコイことを考えたり、他人を見下したりするような子でもないんです!
ちゃんと友達もいて、人から好かれる子だったんです!
TVアニメのシロエは、やたらと人を見下し、調和を乱し、けっこう嫌な子だったように思います。しかも、シロエはミュウだったということになっており、それはちょっとどうだろ?と私は思いました。
人間でありながらSD体制に反抗し、コンピューターの言いなりになることをとことん拒否したシロエという存在があったればこそ、キースは自分が地球のシステムを護持するために作られた存在で、その運命に逆らうことはできないと知りつつも、ずっと体制への疑問を持ち続けて生きていくことになったのですから…
これがもし、シロエがミュウであったなら、コンピューターによる支配を拒絶するのはある意味当たり前のことで、これ程の影響をキースに与えなかったと思うのですけれど…
でも井上麻里奈さんの演技のあまりの素晴らしさに、ストーリー的には何だかなあと思いつつも、シロエの出てくるくだりを何回も見直してしまった私でした(^_^;)

