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地球へ…

地球へ…は竹宮恵子さん原作で、アニメ化もされた漫画「地球へ…」を原作寄りの視点で熱く語るブログです

Archive for 2月, 2008

マツカとキース

Author: admin

02 11th, 2008

私立シャングリラ学園に、とうとうマツカが出演しましたね…
いつ出るのかなあと思って実は少し楽しみにしていたのですが(*^_^*)

マツカはキースに恋愛感情にも似た想いを抱いていたという、テレビアニメを作った人たちの解釈がよく分かりました。

テレビアニメでは、マツカがナスカへキースを救出に向かう時、マツカにはキースが生きているという確信はなく、ただ「僕はあなたを…」という気持ちだけで飛び出して行ったことになっていました。

でもね、マツカは別にそういう気持ちがあったから敢えて危険を冒してまで、単独キースを救出しにナスカへ赴いた訳ではないのですよ。

マツカは原作で、「見捨てられる訳がない!彼はまだ生きているとこれほどはっきりと確信できるものを…!」と考えています。

マツカとキースとは出会ったばかりで、しかも初っ端からマツカはキースに精神攻撃をかけ、キースはキースで「私の後ろから近づくな!」ですからね…

二人の間にこの時点で何か特別な感情や、通じ合うものがあったとは到底思えません。

それでもなおマツカがキースの救出を決意したのは、マツカはミュウだったのでキースの生存を感じており、なおかつ好きとか嫌いとかに関係なく、自分と多少なりとも関わりのあった人間の生存を知っていて平気で見捨てることはできなかったからです。

恐らく洗脳の行き届いた人間であったなら、こんな感情は持たないでしょうし、勝算もないのにそんな無謀な行動には出ないでしょう。

仮に無謀であったとしても、人間として取るべき行動を取ったマツカ…
マツカの人間らしい心が、子供だった私の心を打ったものでした。

それにしても私立シャングリラ学園のマツカはすごかった(^_^;)
コーヒーだけじゃなくて手作りチョコレートも作れちゃうなんて、絶対良いお嫁さんになれます。

そして高城元気さんが楽しそうに演じていること…この可愛さ、異常ですね(^_^;)
やっぱりとても男性とは思えません…

そういえばコミックリーディングは自然消滅したのでしょうか?私はテレビアニメのストーリーはともかく、配役はかなり良いと思っているので、コミックリーディング好きだったんですけど。



ジョミーとサム

Author: admin

02 4th, 2008

サム・ヒューストンは教育ステーションE-1077時代にはキース・アニアンの親友で、アタラクシアではジョミー・マーキス・シンと友達(喧嘩相手?)だったと言う設定でした。

サムは大変人の良い、優しい人でしたが、それだけに完璧にコンピューターに洗脳されていました。システムの正当性を信じて疑わず、キースがシステムに批判的な言動を取ることを、いつも気にかけている人でした。

良い人と言うのは往々にしてサムのように操作しやすい人たちであり、客観的、批判的な判断が苦手で、一般的に流布していることを正しいと信じて疑わない人たちだと、私は思っています。

サムのような悪意のない人たちが、実は世の中を操作しようとする悪意ある人たちにとっては都合が良いのですよね。

ジョミーとサムとがナスカで再会した時に、ジョミーは昔のように友達同士として接することができると考えていたのに、サムはジョミーのことを「成長しない化け物」と呼び、恐れ、ナイフで刺そうとします。あるいは本気でジョミーを殺そうとしていたかもしれません。

ミュウは危険で現人類の存在を脅かす人種で、存在自体認められないと教育され洗脳されたサムは、例えジョミーが懐かしい昔の友人であっても、ミュウと言うだけで受け入れられなかったのでしょう。

ジョミーにとっては自分がミュウであると知ってから初めて接した、まだ普通の人間であった頃の友人が、自分を拒絶した事実は、相当衝撃的なものだったに違いありません。

竹宮恵子さんはサムを通して、善良な人たちの無知蒙昧が、実はいかに恐ろしいかを訴えたかったのだと思います。

テレビアニメでは、サムがジョミーと再会する直前にマザーコンピューターに催眠をかけられたと言う設定でしたが、そんな込み入ったことをしなくとも、SD体制下で善良な市民として生きること自体が、洗脳され、操作されることなのですから…

サムは善良な人だからジョミーとの再会を喜ぶはずと言う発想に基づいたテレビアニメの安易な展開は、私にとってはちょっと受け入れがたいものでしたね(T_T)



02 1st, 2008

フィシスを演じた小林沙苗さんも、きれいな方ですね。普段声しか聞かない声優さんに、こんなにきれいな女性が多いなんて、何だかもったいない気がします。

小林沙苗さんは、とても天真爛漫な方のようです。

Premium Fan Discの中で、ブルー役の杉田智和さん、ジョミー役の斎賀みつきさんと共に雑誌の取材で写真を撮った時、杉田さんと斎賀さんはクールな表情できめていたのに、小林さんだけは満面の笑顔で写っていたとおっしゃっていて、笑ってしまいました。

フィシスは18歳でミュウの船に来て、その時から年を取っていないはずなのですが、テレビアニメでのフィシスは、小林沙苗さんと同じ20代後半位の設定のようでした。

顔立ちと言い、でっかいアクセサリーがじゃらじゃらしてることと言い、ぴったりして大きく胸元の開いたドレスを着ていることと言い(^_^;)

小林沙苗さんはフィシスの声を、大人の女性っぽく演じておられましたが、18歳の少女という設定であれば、そう聞こえるように演じることもできたことでしょう。

私はやっぱり、テレビアニメ本編よりもシャングリラ学園のフィシスの方が好きですけど。占いでテスト問題の予想、文化祭で壷の販売、昼メロ大好きで妄想癖あり…もうこうなったら行き着くところまで行っちゃってほしいです。