地球へ…

地球へ…と私

地球へ…は竹宮惠子(連載当時は竹宮恵子)さん原作、1977年から足かけ4年にわたって「マンガ少年」という雑誌に連載された漫画です。

地球へ…と出会ったのは、小学生の時でした。近所に住んでいた担任の先生のお宅に遊びに行って地球へ…を読み始めたら止まらなくなり、借りて帰りました。その時に受けた衝撃は、未だに忘れることができません。

それ以降、もちろん漫画もちょっとは読み、たくさんの小説を読み、映画や舞台などを見ましたが、地球へ…以上の影響と感銘を受けたものはなかったと言っていいでしょう。

地球へ…は私にとって、「生きるとは、人間とは、正義とは何か」を初めて真剣に考えるきっかけとなった、本当に大切な漫画です。

中学生の時にやっと自分でコミックスを買ってからは、折に触れ(悩んだりした時が多かったかも)何度も読んでいたのですが、就職し、異動を繰り返している内に、紛失してしまいました。

日常の雑事に紛れて、しばらくは「地球へ…」のことを忘れていましたが、ひょんなことから2007年の4月からTVアニメが放映されていたと知り、途中から見始めて、先日やっと全部を見ることができました。

成人して以来初めてアニメ見ましたね(^_^;)
それも、ハードディスクに毎週録画してまで…

地球へ…の原作を何十回も(ひょっとしたら百回越えてるかも…)読み、原作の深さ、面白さを良く理解していると自負する私には、TVアニメに対してちょっとそれはどうだろ?と思う点も多々ありましたが。

それでもあんな美しい絵と(今のアニメーションって、CGで作ってるんですね!映画と同じじゃないですか…)、素晴らしい音楽を使い、素敵な声の声優さん達を起用して作られて、また新しい世代に地球へ…が読まれていくきっかけになったと思うと、まるで自分のことのように嬉しいです。

TVアニメ放映をきっかけにネット上で色々な議論がされているのを見て、私も参加してみたいと思ったのですが、内気な上にアニメのことが全く分からない私は、たくさんの人が侃々諤々と論議している中に入って行けず、とうとう自分の好きなことを書こうとブログを立ち上げてしまいました。

地球へ…をはじめSFアニメ関連のブログです。